◉チケット料金
階段指定席
前売 4,500円 当日 5,000円
桟敷自由席
前売 3,500円 当日 4,000円
※棧敷自由席は日時指定整理番号付き
学生席
前売・当日 2,800円(棧敷自由席限定)
※要学生証、新宿梁山泊扱いのみ
※受付は開演の1時間前。開場は開演の30分前
新宿、渋谷、吉祥寺、上野、夢の島、下北沢、……と都内をさまよいつづけた劇団状況劇場の紅テントが、今度は池袋駅東口のビックリガード横に出現した(五月~六月)。新作「ユニコン物語 台東区篇」である。
ここ一、二年、唐十郎のドラマは、かつての大作「吸血姫」や「唐版 風の又三郎」に見られたような完成されたスタイルとロマン主義な情感をそぎ落とし、乾いた手ざわりの喜劇へと姿を変えつつある。
今度の新作もそのひとつで、舞台は猥雑な活気と笑い、ドタバタ喜劇風の趣向にあふれている。
赤ん坊とりかえ事件でとりかえられた青年ドンことテシオ(根津甚八)は、本当の親を探すうちに、とりかえられた相手である娘アドネ(李礼仙)に出会う。ギリシャ神話のアリアドネとテーセウス物語を踏まえていて、アドネのくり出す赤い糸に導かれてテシオは東京・下町の猥雑で血まみれの迷宮の底へと下降する。(中略)
テシオがユニコン(一角獣)になぞらえる古自転車が、ラストシーン、幕をはねあげたテントの外の闇のなかを旋回する巨大なユニコン=パワーシャベルに変身するといった仕かけも含めて、この劇団の芝居はやはり演劇構造として強固なものを備えている。テント公演を始めて十一年目、状況劇場はたくましく健在だ。
東京都新宿区新宿5‐17‐3
地下鉄丸の内線・都営新宿線「新宿3丁目駅」
B3出口徒歩3分
JR・小田急線・京王線「新宿駅」東口徒歩7分
スタッフ
美術=野村直子+申大樹+百八竜
照明=泉次雄+ライズ
装置=大塚聡+百八竜
音響=N-TONE
音楽=大貫誉
振付=大川妙子
殺陣=佐藤正行
衣裳=渡会久美子
宣伝美術=宇野亞喜良+福田真一
協力
ケイダッシュ
ワンダー・プロダクション
エムズエンタープライズ
JSK
ライズ
大塚聡アトリエ
エスエープランニング
トレジャーハート
大須賀博
塚原希代
金守珍
大鶴義丹
大久保鷹
湯江タケユキ
ティ・カトウ
加藤亮介
島本和人
格清俊光
佐藤梟
広島光
水嶋カンナ
染野弘考
小林由尚
申大樹
三浦伸子
傳田圭菜
柏木亜優美
清水修平
清水美帆子
小川碧水
新宿梁山泊 第78回公演 赤坂舞台芸術祭参加
ジャガーの眼
このあたりには、ジャガーの眼を持った男がいる。
生きるのも他人、愛するのも他人、そして死ぬのも他人ならば、
その他人の闇を抜けて、らんらんと生きるジャガーの眼がある!
作=唐十郎 演出=金守珍
2024.10.14[月]〜23[水] 赤坂サカス広場 特設紫テント
新宿梁山泊 第77回公演
おちょこの傘もつメリーポピンズ
風にのるこうもり一本
夜空のかなたヘ さかしまにかすみゆく その傘ひとつ。
その狂おしきまでにいたいけな そのうしろすがた
ゆけっ、メリー・ポピンズ!
作=唐十郎 演出=金守珍
2024.6.15[土]〜25[火] 花園神社境内 特設紫テント
新宿梁山泊 第76回公演
少女都市からの呼び声〈若衆公演〉
雪にうもれた城一つ 私にくれた王子様
今は何処におりまする ねゆき 粉ゆき ぼたんゆき
私のドレスを飾っても 逃れられぬこの身がうずく
うもれた姫は只一人 氷いちごを作ります
作=唐十郎 演出=金守珍
2023.10.17[火]〜19[木] 下北沢 ザ・スズナリ
新宿梁山泊 第75回公演
失われた歴史を探して
―関東大震災から百年 虐殺の記憶と記録―
金守珍 紀伊國屋演劇賞個人賞 × 金義卿 韓国演劇界の巨匠
文化座公演『旅立つ家族』で全国を巡り絶賛された最強タッグ第二弾!!
1986年、韓国にて第22回百想演劇賞を受賞した名作、初の日本公演に金守珍が挑む!!
作=金義卿 演出=金守珍
2023.10.12[木]〜15[日] 下北沢 ザ・スズナリ
新宿梁山泊 第74回公演
テント版 少女都市からの呼び声
雪にうもれた城一つ 私にくれた王子様
今は何処におりまする ねゆき 粉ゆき ぼたんゆき
私のドレスを飾っても 逃れられぬこの身がうずく
うもれた姫は只一人 氷いちごを作ります
作=唐十郎 演出=金守珍
2023.6.11[日]〜26[月] 花園神社境内 特設紫テント
新宿梁山泊 第73回公演
奇妙な果実 〜マルコムXと金嬉老〜
オモニ! 私の愛するオモニ!
なんのために生きている私でしょうか?
なんのためにこうならねばならないのでしょうか?
遠い幼いころより オモニの幸せを希望に生き抜いた私なのに
作=趙博 演出=金守珍
2022.12.15[木]〜21[水] シアター・アルファ東京
新宿梁山泊 2022年度版
恭しき娼婦
ねえ、あたしたちだけかしら
二人ともまるで孤児じゃないの
作=ジャン=ポール・サルトル 翻訳=芥川比呂志 演出=金守珍
2022.10.6[木]〜9[日] 花園神社境内 特設紫テント
新宿梁山泊 第72回公演〈創立35周年テント興行〉
下谷万年町物語
1981年、唐十郎×蜷川幸雄×李麗仙×渡辺謙のタッグで
西武劇場(現PARCO劇場)にて初演された
幻想超大作に、新宿梁山泊が挑む!
作=唐十郎 演出=金守珍
2022.6.12[日]〜25[土] 花園神社境内 特設紫テント
新宿梁山泊 李麗仙追悼特別公演
少女仮面
1970年岸田國士戯曲賞受賞の「少女仮面」が、
新宿梁山泊によって現代に蘇る!
伝説となったアングラ女優 - 李麗仙 - に捧げる唐十郎戯曲の金字塔!!
作=唐十郎 演出=金守珍 イラストレーション=宇野亞喜良
2021.12.24[金]〜27[月] 芝居砦・満天星
新宿梁山泊 第71回公演
娼婦 奈津子
死んだものは今、いずこなる河をさまよっているのだろう
黄泉の国にたどりついたか
否、土の中で未だに熟れた森の夢を見つづける
作=趙博 演出=金守珍
2021.9.11[土]〜20[祝・月] 下北沢 ザ・スズナリ
新宿梁山泊 第70回公演
ベンガルの虎
死んだものは今、いずこなる河をさまよっているのだろう
黄泉の国にたどりついたか
否、土の中で未だに熟れた森の夢を見つづける
作=唐十郎 演出=金守珍
2021.6.12[土]〜23[水] 新宿・花園神社 特設紫テント
新宿梁山泊 第69回公演 本多劇場グループ テント企画
唐版 犬狼都市
あたしはあんたを粉々にしてここにちりばめるつもりでいたんだ
星の砂のように あんたを砕いてそこに、幾つもの歳月が過ぎると
もう骨も肉もカサカサに乾いて只、犬の匂いばかりが風にゴーと鳴るでしょう
そしたら、あたしは、そこに…そこにだ
四つん這いになってあんたと一緒にいるでしょう!!
作=唐十郎 演出=金守珍
2020.11.14[土]〜22[日] 下北沢 特設紫テント 下北線路街 空き地
新宿梁山泊 第68回公演
風まかせ 人まかせ
舞台はとあるライブハウス。新型コロナに翻弄されながら
人々は新たな生き方を模索していた。
100年後の未来のために——
作=趙博 演出=金守珍
2020.8.6[木]〜16[日] 下北沢 ザ・スズナリ
新宿梁山泊 第66回公演
楽屋 流れ去るものはやがてなつかしき
作=清水邦夫 演出=金守珍
2019.8.8[木]〜11[日] 下北沢 ザ・スズナリ
新宿梁山泊 第67回公演
烈々と燃え散りしあの花かんんざしよ
作=シライケイタ 演出=金守珍
2019.8.13[火]〜18[日] 下北沢 ザ・スズナリ
新宿梁山泊 第65回公演 2019年花園神社テント興行
蛇姫様 わが心の奈蛇
昔 苔むすお城にね 一人の姫が住んでいた
時は花散る春の頃 夜笛につられて ノコノコと
都大路にまぎれこみ 血迷う恋の袖ひいた
作=唐十郎 演出=金守珍
2019.6.15[土]〜24[月] 新宿 花園神社境内 特設紫テント
新宿梁山泊 第64回公演
恭しき娼婦
ねえ、 2人だけね、この世界に、私とあなた……
他には誰もいないわ、まるで孤児みたい、
親に捨てられ、祖国に捨てられ……
作=Jean-Paul Sartre 翻訳=芥川比呂志 演出=金守珍 演出協力=シライケイタ
2018.10.10[水]〜14[日] 東京芸術劇場シアターウエスト
新宿梁山泊 第63回公演 2018年 花園神社テント興行
ユニコン物語 〜台東区篇〜
ところはギリシャか下谷の里か 誰がつくった迷宮の
奥から戻る 恋のテシウス
赤い毛糸をたぐりよせ アドネの名まえを呼んだとさ
作=唐十郎 演出=金守珍
2018.6.16[土]〜25[月] 新宿 花園神社境内 特設紫テント
新宿梁山泊 創立30周年記念 第4弾 第62回公演
少女都市からの呼び声
雪にうもれた 城一つ 私にくれた 王子様
今は何処に おりまする うもれた姫は 只一人 氷いちごを作ります
作=唐十郎 演出=金守珍
2018.3.23[金]〜31[土] 芝居砦・満天星
創立30周年記念 第3弾 満天星シェイクスピアシリーズ Vol.4 新宿梁山泊 第61回公演
オセロー
青い 青い 柳 そばを流れる小川の声も
あの娘の嘆きを歌ってた
ああ 柳 柳 柳 私の髪の花飾り とがめてはいや
あの人のこと 罪は私にあるものを ──
作=W.シェイクスピア 翻訳=小田島雄志 演出=金守珍
2017.12.9[土]〜17[日] 芝居砦・満天星
創立30周年記念 第2弾 新宿梁山泊 第60回公演
腰巻おぼろ 妖鯨篇
1975年、上野不忍池
赤く染まったテントの中は妖しい情念が燃えさかっていた
それから42年 月の魔力に導かれ、恋の亡者がふたたび集う
作=唐十郎 演出=金守珍 美術=宇野亞喜良
2017.6.17[土]〜26[月] 新宿・花園神社境内 特設紫テント
創立30周年記念 第1弾 新宿梁山泊 第59回公演
風のほこり
昭和5年の風になれ なれなきゃ 風のほこりとなって この眼につもれ
作=唐十郎 演出=金守珍
紙芝居 アメ横のドロップ売り
ひもじくなったら一粒食べな 舌で転がしカリンとかじり
そうすりゃきっと思い出す 過ぎた夜の夢のカケラを
作=唐十郎 演出=金守珍
2017.4.26[水]〜5.7[日] 芝居砦・満天星
新宿梁山泊 第58回公演
マクベス
シェイクスピア没後400年に贈る、芝居砦・満天星版 『マクベス』
光の射さぬ地下の砦で、野心の焔が燃えさかる。
作=W・シェイクスピア 訳=小田島雄志 演出=金守珍 美術=宇野亞喜良
2016.11.18[金]〜27[日] 芝居砦・満天星
新宿梁山泊 第57回公演
新・二都物語
東京とソウル、二つの都の物語。
唐十郎『二都物語』続編!!
朝鮮海峡を渡ってきた不滅の女・リーランが、
死の淵から八年、再び赤い回転木馬に乗って、東京の新宿に甦る!!
作=唐十郎 演出=金守珍 美術=宇野亞喜良
2016.6.18[土]〜27[月] 新宿・花園神社境内 特設紫テント
新宿梁山泊 第56回公演
少女仮面
唐十郎戯曲の金字塔!!
伝説の「少女仮面」が時空を超え今再び、李麗仙の“春日野八千代”で甦る!!
時はゆくゆく、乙女はババアに それでも時がゆくならば…
時を越え、蘇る永遠の乙女
作=唐十郎 演出=金守珍 美術=宇野亞喜良
2015.9.30[水]〜10.7[日] 下北沢・スズナリ
新宿梁山泊 第55回公演
二都物語
あたしはもうすぐ海峡を越えるんだ …。あの赤い回転木馬に乗って!!
海峡の上を コートかぶって 駆けてゆこうよ
赤い木馬が いつあたしたちを 蹄にかけるか分からなくても
あんたは あたしを連れてゆくの 暗いコートの下で 時間がなくなってしまうまで
作=唐十郎 演出=金守珍 美術=宇野亞喜良
2015.6.20[土]〜28[日] 新宿・花園神社境内 特設紫テント
新宿梁山泊 第54回公演
丹下左膳 〜百万両の夢枕〜
その男は、無い手でなにをつかみ、無い眼で何を見ようとしたのか
「百年〜風の仲間たち」 から3年、「境界に生きる人々」 を描き続ける
「浪花の巨人」 趙博の最新作、物語は太古から現代、そして近未来へ、
神から人へ、人から何かへと、傍若無人に駆け巡る大ピカレスクロマン!!
作=趙博 演出=金守珍
2015.3.25[水]〜29[日] 東京芸術劇場シアターウエスト
新宿梁山泊 第53回公演 芝居砦・満天星 シェイクスピアシリーズ Vol.2
ハムレット
飾りしは野の花なりき まことなる恋の涙の落ち行くは 野の土なりき。
作=W.シェイクスピア 翻訳=小田島雄志 演出=金守珍
2015.2.13[金]〜22[日] 芝居砦・満天星
新宿梁山泊 + Auto Da Fe 共同製作公演
エブリマンとポールダンサーたち
ポーランド、オーストラリアで数々の演劇賞を受賞した鬼才マッケイヴィッチが
新宿梁山泊とのコラボレーションで描く「人類最後の日」。
家族(人類)の思い出を過ぎ去っていくサーカスの幻影のように
描き、問いかけたトラジコメディー。
作・演出= Lech Mackiewicz (レック・マッケイヴィッツ) 翻訳=佐和田啓司
2014.10.30[木]〜11.2[日] 芝居砦・満天星
新宿梁山泊 第52回公演
ジャガーの眼
このあたりには、ジャガーの眼を持った男がいる。
生きるのも他人、愛するのも他人、そして死ぬのも他人ならば、
その他人の闇を抜けて、らんらんと生きるジャガーの眼がある!
作=唐十郎 演出=金守珍 美術=宇野亜喜良
2014.6.14[土]〜22[日] 新宿花園神社 特設紫龍テント
新宿梁山泊 第51回公演 韓国凱旋2作品連続公演
月の家
歴史と時代に翻弄されながらも哀しみを抱いたまま大地と共に生き抜く1人の女
新宿梁山泊が、李麗仙を迎えて描く、忘れてはいけない東アジアの物語
作=盧炅植(ノ・ギョンシ ク) 演出=金守珍 翻訳脚色=金守珍・篠藤ゆり
2013.10.11[金]〜16[水] 東京芸術劇場シアターイースト
新宿梁山泊 第50回公演 韓国凱旋2作品連続公演
百年 風の仲間たち
「ナショナリズムも嫌だ、コスモポリタンも真っ平。
民族的偏見に満ちたチョーセンジンもご免やけど、バター臭い〈在日コリアン〉も嫌い。
このまま、陽気な在日関西人として生きるんや!」
作=趙博 演出=金守珍
2013.7.11[木]〜14[日] 東京芸術劇場 シアターウエスト
新宿梁山泊49回 韓国凱旋2作品連続公演 第10回釜山国際演劇祭正式招待作品
道玄哀歌
愛とは再び逢う約束
百年後でもいい 千年後であってもいい
必ず再び逢おう 今生の命を捨てて
作=小林恭二 演出=金守 珍
2013.7.6[土]〜9[火] 東京芸術劇場 シアターウエスト
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