クランクアップから丸一年。遂に待望の全国公開ロードショー!
 韓国の日本文化解放が急速に進む中、直木賞候補にも挙がった梁石日原作「夜を賭けて」が日韓合同製作で映画化。ただ今、全国各地にて好評絶賛公開中!
 梁石日の著書を読んだ事があるだろうか。それらに一貫して描かれているのは、悲劇の中で生まれた喜劇とも言える在日の「生きる力」。梁石日が紡ぎ出す言葉たちから漏れ出すその衝撃的で強烈な力に、読者は胸ぐらをつかまれ、その世界に引き込まれてしまうのだ。
 だがそれは、梁石日自身が在日として生き抜いてきたからこそ見えた闇の世界でもある。だからこそ、在日ゆえの悲哀を乗り越えて生きる朝鮮人の持つしたたかさ、たくましさをこれほどまでに力強く、リアルに描き出せるのだろう。
 この映画の原作「夜を賭けて」は梁石日のその真骨頂が最大限に引き出された代表作とも言え、第113回直木賞候補作ともなった。
監督:金 守珍
原作:梁 石日
脚本:丸山昇一
音楽監督:朴 保
出演/山本太郎・ユーヒョンギョン
樹木希林・李麗仙・清川虹子・山田純大・六平直政
大久保鷹・不破万作・山村美智・申相祐
唐十郎・奥田瑛二・風吹ジュン
新宿梁山泊役者陣

■図書新聞2578号(2002.4.20)掲載
■ 映画雑誌PREMIERE(プレミア日本版)にて第1位!

■インパクション133号(2002年11月)掲載
■ 12/3朝日新聞夕刊に掲載
■図書新聞12/7「カルチャーオンザウェッジ」
■Weeklyぴあ12/16満足度ランキング第1位
■1/6朝日新聞にコラム掲載!
1/19第57回毎日映画コンクール発表! 監督 金守珍〜スポ日グランプリ新人賞 大塚聡〜美術賞 受賞!!
■映画芸術「2002年度日本映画ベストテン・ワーストテン」
★監督金守珍が日本映画監督新人賞受賞!→日本映画監督協会公式ホームページ

東京 シネマ下北沢
2004年1月31日(土)〜2月13日(金)
12:10/16:15/20:20(土曜のみ20:50)
ドキュメント「ヨルカケ」と同時上映
Talk Live1/31(土)18:30〜梁石日vs唐十郎vs金守珍
     2/7(土)18:30〜奥田瑛二vs金守珍
TEL:03-5452-1400 公開終了
新宿 武蔵野館2・3・4
新宿駅中央東口1分 三越裏武蔵野ビル3F
〜1/24(金) 連日10:45/1:25/4:05/6:45
1/25(土)〜2/21(金) レイトショー21:05〜
TEL:03-3354-5670 公開終了
渋谷シネアミューズ
渋谷文化通り 東急本店前フォンテスビル4F
11月30日〜 連日10:20/12:50/15:40/18:30
TEL:03-3496-2888 公開終了
キネカ大森
4/5(土)〜18(金)レイトショー19:30〜
  公開終了
大阪 トビタ東映
大阪市西成区山王2-14-3
地下鉄動物園前駅2番出口から動物園前一番街を南へ徒歩5分
3/3(水)〜9(火)
TEL:06-6641-5801 公開終了

十三・第七藝術劇場
阪急十三駅西口徒歩3分 サカエマチ商店街 サンホードシティ6F
〜1/31(金) 連日 12:20/2:50/5:20/7:50
7月下旬 リバイバル上映決定!
ドキュメンタリー「ヨルカケ」と同時上映

TEL:06-6302-2073 公開終了
動物園前シネフェスタ4
地下鉄動物園前駅5番出口 フェスティバルゲート7F
〜1/24(金) 連日 11:10/1:50/4:30/7:10
1/25(土)〜1/31(金) 連日 10:40/13:40
2/1(土)〜2/7(金) 連日 10:40〜
TEL:06-6647-7188 公開終了
名古屋 シネマスコーレ
2/8(土)〜14(金) 連日 12:40/15:10/17:40
2/15(土)〜21(金) 連日 13:00/15:40/18:20
2/22(土)〜28(金) 連日 10:20/20:10
アンコール上映決定!
10/29(水)〜31(金) 10:10/14:10/18:10
夜を賭けてドキュメント「ヨルカケ」と同時上映
TEL:052-452-6036 公開終了
兵庫

宝塚シネ・ピピア
11/16(日)〜21(金)
11/16(日)15:55 17(月)12:10 18(火)18:10
19(水)20:20 20(木)18:20 21(金)16:00

TEL:0797-87-3565 公開終了
神戸 アートビレッジセンター
2/8(土)〜21(金) *2/12・18休演
11:30/14:00/16:30/19:00
TEL:078-512-5353 公開終了
浜松 テアトル
2/8(土)〜14(金) 連日 10:50/14:00/16:30/19:00
2/15(土)〜28(金)連日 12:00/16:40
TEL:053-453-8758 公開終了
松山 シネマルナティック
3/1(土)〜3/7(金) 連日 14:45/20:10
TEL:089-933-9230 公開終了
金沢 シネモンド
3/15(土)〜3/21(金) 連日 20:00
TEL:076-220-5007 公開終了
札幌 シネターキノ
3/15(土)〜21(金) 連日 13:05/15:40/18:20
TEL:011-231-9355 公開終了
札幌アーバンホール
2/26(水)プレミア上映会+朴保ミニライブ
OPEN 18:00/START 18:30
お問合せ→シアターキノ
TEL:011-231-9355
終了。
岡山 岡山シネマクレール
3/15(土)〜21(金) 20:30
3/22(土)〜28(金) 10:15
TEL:086-231-0019 公開終了
京都 南会館
3/15(土)〜21(金) 14:30
3/22(土)〜28(金) 11:45 *28日のみ20:45からの上映あり
TEL:075-661-3993 公開終了
高崎 高崎映画祭
4/1(火) 17:50
TEL:027-326-2206 公開終了
岐阜 飛騨高山 高山・世界生活文化センター
4/12(土)18:00
4/13(日)14:00/18:00
国府町役場内 事務局
TEL:0577-72-3111
(内線:273 尾崎・大下)

公開終了

福井 福井メトロ劇場
4/19(土)〜5/2(金) 連日13:10/15:30
0776-22-1772 公開終了
徳島 徳島東映劇場
4/26(土)〜5/9(金) 連日18:30
088-622-2029 公開終了
静岡 静岡サールナートホール
5/31(土)〜6/6(金) 18:30
054-273-7450 公開終了
福岡 シネサロンパヴェリア
5/10(土)〜23(金) 10:40/13:20/16:00/18:40
TEL:092-852-5650 公開終了
広島 サロン・シネマ
5/17(土)〜23(金) 10:30/13:10/15:50/18:30
5/24(土)〜30(金)レイトショーのみ 20:50
TEL:082-241-1781 公開終了
新潟 シネ・ウインド
5/24(土)〜6/6(金)の平日と土曜日15:35/20:10
5/25(日),6/1(日) 14:35/19:10
初日 監督金守珍による舞台挨拶あり。
TEL:025-243-5530 公開終了
長崎 長崎セントラル劇場
6/7(土)〜20(金)11:00/13:30
TEL:095-823-0900 公開終了
滋賀 滋賀会館シネマホール(滋賀県大津市京町3丁目)
6/4(水)〜8(日) 10:30/15:45
6/11(水)〜15(日)13:40/19:10
初日 監督金守珍による舞台挨拶あり

TEL:077-522-6191 公開終了
「原作は凄い小説だけど、本当に映画化できるの?」「総製作費に5億円かけて、韓国に巨大なオープンセット、集落から鉄道、川まで作って、40年以上昔の風景を完全に再現しいてるらしい」「俳優たちは4ヶ月間、セットの中で合宿生活。撮影は無茶苦茶、大変だったらしい」製作中から業界関係者やメディアで様々な憶測をよんだ話題作、遂に完成。映画作りの常識を覆し、他のどんな作品にも似ていない掟破りの熱血作が遂にスクリーンにその姿を現す!  
 
1958年、戦後の焼跡が残る大阪。立入禁止の兵器工場跡に忍び込み、鉄屑を運び出して売り払うタフな連中が実在した。─その名は「アパッチ」。川沿いに集落を構えて貧しい生活を営んでいた彼等は、ある日、対岸の広大な廃虚に「お宝」が埋まっている事を知る。明日の生活のために舟で運河を渡り、警察に追われながら真夜中に鉄を掘り起こすパワフルでユーモラスな日々。だが次第に取締は厳しくなり、アパッチは警官隊に最後の闘いを挑むのだが・・・・。
今もっともエネルギッシュな映画俳優、山本太郎。「主人公・金義夫を演じるのは僕しかいない!」と惚れ込むだけあって、一直線でちょっとお茶目なキャラを堂々と演じ切る。「バトル・ロワイアル」の中学生、「光の雨」の連合赤軍を超えるハイテンションなパワーに思わず釘付けだ。「運命の恋人」役には韓国の新人女優ユー・ヒョンギョン。そのピュアな佇まいが鮮やかな印象を残す。ヒロインを奪おうとする悪役・山田純大のクールな存在感も圧倒的。さらに清川虹子、樹木希林、風吹ジュン、唐十郎、奥田瑛二ら豪華競演陣が華を添え、集落に生きる人間たちのリアルな息遣いが聞こえてくるようだ。  
 
原作は梁石日の傑作長編小説。直木賞候補にもなったスケールの大きな題材に挑んだのは、劇団・新宿梁山泊の座長を務める金守珍。韓国でのオープンセット撮影を敢行したこともあり、演劇で培った破天荒なまでのエネルギーをフィルムに充満させることに成功している。がむしゃらに生きる人間たちの圧倒的なパワーを封じ込めた本作品は、不況が慢性化した今の日本社会において「サバイバル=生き抜く力」の本質を見つめ直した、痛快な人間活劇(ヒューマンアクション)だ。
(映画チラシより)

新着情報満載の「夜を賭けて」ホームページはこちら!
http://www.artone.co.jp/yorukake/

2001年11月28日、集落焼跡にて、めでたくクランクアップ!
 
満月の夜。明かりの灯る集落。タカシは本当に鉄輪転がしがうまい。
 
2001年8月11日クランクイン。集落全景。線路もつくる。

韓国群山にて、巨大オープンセット建設中!(2001年5月20日撮影)

→新宿梁山泊TOP